STD(性感染症) HIV検査のタイミングと結果解釈
HIVの検査はエイズ(後天性免疫不全症候群)の原因ウイルスであるHIV感染があるかどうかを調べる為にするのですが、HIV検査には色々な種類があるのをご存知でしょうか?
HIVの検査をする機会というのは
2.最近、性交渉を持って不安に思い検査する場合
3.他の疾患での手術前検査や妊婦健診、健康診断のオプションで検査する場合
等々があるかと思います。
検査の手順としてはまず「抗原抗体同時検査」を調べ陽性の方には「抗体検査(ウエスタンブロット法)」や「核酸増幅検査(NAT検査)」を致します。
ここでポイントなのは「まず」「抗原抗体同時検査」という所です。
「まず」という位なのでこの検査で陽性が出てもHIVではない可能性があります。
これは検査全般にいえる事ですが、最初に行う検査は陽性の方を間違いなく陽性(感度)として報告しなければいけません。
本来は陰性の方(HIVではない方)も一部陽性に出てしまいますが最初のスクリーニングとしてはこれで良いのです。
その後に本当の陽性(HIVの方)かどうかを核酸増幅検査(NAT検査)や抗体検査で判定致します。
そこで初めて本当の結果が判明するわけです。
この事から妊婦健診や健診のHIV検査(抗原抗体同時検査)でもし陽性になったとしても焦る必要はありません。
多くの方は次の検査で陰性になります。
このような検査項目ごとの特徴を理解して実施頂く事が大切ですがご専門のドクターを除いてはあまり知られていません。
このブログを見て頂いている皆様が知識を持っていただく事で不安を煽られずに真の結果が判明する事を祈念しています。
補足ですが、
HIVには1型と2型があり上記の確認試験でご紹介した核酸増幅検査(NAT検査)には1型しかございません。
また、HIVの感染初期には検査では分らない時期がありますので感染が疑われてから1〜2ヶ月後に検査する必要があります。
つまり昨日検査して陰性の方は1〜2ヶ月前まではHIVにかかっていないという事しかわからないという事です。