がんの組織診断は病理組織診断検査です

病院や診療所で胃カメラや大腸カメラをした際に組織を取ってきて悪性(がん)かどうかを検査する事を病理組織診断検査といいます。

病理組織診断検査が使われるのは他にも皮膚に出来た腫瘍やホクロ、子宮頸部等がございます。

 

多くの病院や診療所では病理検査が出来る設備や病理医を置いていませんので専門の検査機関が代わりに検査する事になります。

 

その為、流れとしては病院や診療所に受診して組織を採取、検査機関が組織を預かり検査を行い、病院や診療所に報告を行い患者への説明といった形になります。

7日〜10日後に結果を聞きに来て下さいと言われるのはその為です。

 

ここで重要なのは検査が病院の医師ではなく検査機関に委ねられてるといった点です。

 

どれだけ良い医師や信頼出来る医師のいる病院や診療所を受診してもその医療機関と契約している検査機関が良くない所だと信頼出来る結果が返ってくるとは限らない事があるという事になります。

もちろん良い医師や信頼出来る医師は疑問のある結果が返ってくれば検査機関に再検査の依頼をするでしょうがその結果を信用してしまう事がないとは言えません。

 

自分自身や大切な家族が誤診を受けないよう受診する医療機関に関わる検査機関にも注意してみても良いかもしれません。